水・木・金と好天が続き、金曜の夜から天気が崩れて土日は雨の予報。今週も週末の天気は×です。それならば奥の手、有給休暇を取って、木曜日に山に行くことにしました。悲しいことにアメリカ発の金融不況の影響で仕事が激減、いつでも有休が取れる状態です。行き先は、久しぶりにイブネ・クラシにしました。滋賀県側から入山し、オゾ谷からクラシに登り、イブネまで往復してから銚子ヶ口まで縦走する長丁場です。 |
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神崎川林道の下降点(7:26) |
神崎川を渡る(7:40) |
天狗滝(8:40〜8:48) |
イブネ・クラシ〜銚子ヶ口の縦走は、今回が3回目です。初めて歩いた 2006年の10月 は、今回の逆コースで、銚子ヶ口→クラシ・イブネ→杉峠→大瀞→白滝谷と周回したのですが、薄暗くなってから神崎川林道まで戻りました。2回目は、2007年4月で、このときは1泊2日で武平峠→雨乞岳→杉峠→イブネ・クラシ→銚子ヶ口→神崎川→御在所岳の周回でした。1泊すれば楽なのですが、日帰りではちょっとキツイので、オゾ谷からクラシに登るルートを選びました。 |
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天狗滝と広い淵 (f=9mmで撮影) |
黄葉と神崎川を見下ろす |
神崎川の左岸を歩く |
神崎川の川原は、いつもより水量が多いようで、ちょっと渡りにくかったです。足を浸すには冷たそうだし、転倒して買ったばかりのデジタル一眼が水没しないように、慎重に渡りました。天狗滝では、超広角レンズで、滝壺の広い淵を入れて撮ってみました。 |
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大瀞付近で川原に下りる (10:30〜10:50) |
大瀞の橋は、このようにキビシク封鎖されていました。(11:00) |
紅葉と青空 |
ヒロ沢、お金明神分岐点を過ぎ、大瀞橋の手前で、川原に下りてみました。切り立った岸壁と渓流は、実にダイナミックな眺めですが、谷が深いので、日が当たりません。紅葉もありません。 登山道に戻り、大瀞の橋の横を通過。以前は、「危険、通行禁止」とロープが張ってあってあったのが、上の写真のように、キビシク封鎖され、本流を渡る迂回路が新設されていました。こうなると、もう橋は渡れませんね。 |
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オゾ谷出合(11:18) |
オゾ谷を登る |
ワサビ峠分岐(11:46) |
ようやく、オゾ谷出合に着きました。事実上、本日のスタート点です。オゾ谷からワサビ峠分岐点で左に折れ、クラシを目指します。ワサビ峠分岐点の奥村さんの道標には、クラシまで80分とありました。しかし、もうお昼前です。前半、天狗滝に寄ったり、大瀞で川原に下りて写真を撮ったりと、ゆっくりしすぎました。昼食も後回しにし、オゾ谷を登って行きます。 |
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オゾ谷上部 |
クラシ(12:53) |
イブネに向かう |
オゾ谷上部では、段々傾斜がキツくなってきました。滑り落ちそうなので、右手の斜面に逃れ、木の枝につかまりながら、何とか稜線まで登り着きました。稜線まで登ればひと安心ですが、ここからクラシまでの道も、木が茂って歩きにくかったです。12時53分、ようやく「クラシ」の道標までたどり着きました。ワサビ峠への分岐点から66分かかりました。 |
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イブネ北端、後ろは釈迦ヶ岳(13:03) |
イブネからの眺め(御在所岳と鎌ヶ岳) |
琵琶湖、比良山も見えました。 |
クラシからイブネを往復しました。イブネの道標付近で、遅い昼ご飯を食べました。素晴らしい眺めです。西を見ると、琵琶湖や比良山も見えました。 |
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イブネ(13:20〜13:40) |
こちらは雨乞岳 |
銚子ヶ口に向かう |
昔のイブネは、笹が茂って歩くにくかったそうですが、今は、日本庭園のようです。イブネでもっとゆっくりしたいけれど、これから銚子ヶ口まで縦走しなければなりません。ペースを上げて、銚子ヶ口に向かって出発です。 |
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1日中、快晴でした。 |
これから向かう銚子ヶ口の山頂群 |
イブネ・クラシ〜銚子ヶ口の縦走路 |
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ガレ場の横を通過(14:48) |
紅葉と釈迦ヶ岳 |
大峠通過(15:24) |
水舟ノ頭に向かう(15:27) |
展望の良い南峰に寄り道(15:58) |
銚子ヶ口東峰(16:18〜16:32) |
クラシ〜銚子ヶ口間は、2ヶ所ほど道間違いしそうな所がありますが、もう3回目なので大丈夫です。と思っていたら、大峠の頭の先で、道を間違えて引き返しました。銚子ヶ口の中峰に着き、今日は、もう遅いので、南峰は割愛しようと思っていたのですが、気がつくと南峰の方に進んでいたので、南峰にも立ち寄りました。三角点峰経由で、最後のピーク東峰に着いたのは、16時18分でした。 |
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東峰からの御池岳 |
琵琶湖と竹生島 |
モノレールに沿って下りる |
東峰は、銚子ヶ口の山頂群の中でも、一番眺めがいいです。もうここまで来れば大丈夫。イブネ以来、久しぶりに三脚を伸ばして、ゆっくりと写真を撮りました。琵琶湖には竹生島が見えました。竜ヶ岳の右には、木曾の御嶽山も見えました。 大展望を楽しんだら、帰りは、モノレール沿いの道を風越林道まで下ります。最初は、瀬戸峠経由で駐車地に戻るつもりでしたが、暗くなってきたので、神崎川林道まで下り、林道を歩いて駐車地に戻りました。結局、オゾ谷経由でも思っていたほど時間短縮にはならず、駐車地に戻ったときには、すっかり暗くなっていました。このコース、日帰りで周回するのは、結構ハードです。暗くなってから神崎川の川原を歩くのはいやなので、神崎川→イブネ・クラシ→銚子ヶ口にして正解でした。 |
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【参考タイム】 GPS data 歩行距離:約19km 神崎川林道駐車地−40分→白滝谷出合−30分→天狗滝−40分→ヒロ沢−1時間→大瀞橋−18分→オゾ谷出合−1時間30分→クラシ−20分→イブネ−15分→クラシ・銚子ヶ口分岐点−1時間45分→銚子ヶ口西峰−50分→銚子ヶ口東峰−47分→風越林道入口−27分→神崎川林道駐車地 (17:58着) |
2008.11.16 UP |
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