11月最初の三連休は、11/2(日)に宮妻峡から北尾根、鎌尾根を縦走して鎌ヶ岳に登りました。 先月末、買ったばかりの超広角レンズ ED 9-18mm のデビュー山行です。 鈴鹿の槍ヶ岳的な存在の「鎌ヶ岳」を眺め、頂上を目指すこのコースは、鈴鹿でも屈指の良コースです。前回、2006年の5月に縦走したときは、宮妻峡から水沢峠まで行き、そこから鎌尾根を縦走しましたが、今回は、宮妻峡から入道岳に登り、北尾根経由で鎌尾根を歩きました。紅葉がキレイでした。 |
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宮妻峡駐車地発(6:58) |
新道コース、通報ポイント「1」の道標 |
鎌ヶ岳が見えてきた(7:54) |
入道ヶ岳には何度も登りましたが、宮妻峡からの新道コースを登るのは、今回が初めてです。入道ヶ岳に登る他のコースと同様、途中に「通報ポイント」と書かれた、数字の付いた道標が設置されています。沢を渡ると、通報ポイント「1」が現れ、入道ヶ岳に近づくと、「7」になりました。「7」の次は、「8」ではなく、北尾根コースの「10」に合流します。 |
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色づく入道ヶ岳の山腹 |
鎌ヶ岳と御在所岳(f=9mmで撮影) |
北尾根コース「10」に合流(8:46) |
朝一番は薄曇りでしたが、登り始めるとよく晴れてきて、紅葉、青空、鎌ヶ岳がキレイです。やがて、椿大神社からの北尾根コースと合流し、北尾根ノ頭に着きました。入道ヶ岳の山頂は目の前ですが、先が長いので、今回は入道の山頂には寄らず、奥ノ院に向かいました。 |
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今回はパスした入道ヶ岳山頂 |
入道ヶ岳、奥ノ院(8:57) |
北尾根からの鎌ヶ岳 |
入道ヶ岳の山頂部は、入道ヶ岳山頂、北尾根ノ頭、奥ノ院の3つのピークがありますが、標高は奥ノ院が一番高く、三角点のある入道ヶ岳は、3つの中では一番低いです。北ノ頭からは、鎌ヶ岳と御在所岳がよく見えました。 |
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宮指路岳方面。こちらもキレイです。 |
奇岩と鎌ヶ岳(9:45) |
仏岩と雲母峰(キララミネ) (9:50〜9:55) |
イワクラ尾根は、昨年6月、逆コースを歩きました。どちらから歩いても、アップダウンが少なく、歩きやすいです。途中、重ね岩、仏岩などの奇岩があります。これらの奇岩は、麓の椿大神社の磐座(イワクラ)として、古代から崇められているそうです。奇岩では鎌ヶ岳を眺めて小休止しました。 |
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鎌ヶ岳・雲母峰と仏岩 (f=9mmで撮影) |
水沢岳と鎌ヶ岳 |
大ガレの横を通過(10:35) |
水沢峠(10:49) |
水沢岳への登り |
水沢岳頂上(11:10) |
水沢岳(すいざわだけ)は地味な山ですが、今回は色とりどりの紅葉がとてもキレイでした。水沢岳の山頂では休憩せず、さらに10分くらい歩いて、花崗岩のある好展望地まで行きました。素晴らしい景色ですが、少し曇ってきて、雲の影が山肌に落ちています。それにしても、絵の具箱をひっくり返したような、黄色、緑、赤と、色とりどりの景色です。 |
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水沢岳北の好展望地(11:18〜11:30) |
雨乞岳と山腹の紅葉・黄葉 |
花崗岩の斜面を下りて鎌ヶ岳を目指す |
鎌尾根と鎌ヶ岳(f=9mmで撮影) |
衝立岩(12:09) |
紅葉と鎌ヶ岳 |
水沢岳の好展望地から花崗岩の斜面を下り、鎌ヶ岳に向かって縦走を始めます。途中、子供連れのご家族も頑張って縦走してました。まだ幼稚園の女の子は、2回目の鎌尾根だそうです。私も、写真を撮りながらのゆっくり縦走です。こんなにキレイですら、急いで歩いてはもったいないです。 |
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紅葉 |
紅葉と鎌ヶ岳 |
岳峠(13:23) |
岳峠に着くと、中高年の団体さんが、大挙して下りてきました。鈴鹿スカイラインが、9月の大雨の影響で通行止めなので、岳峠からの登山者が多いようです。 |
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鎌ヶ岳からの南方向のパノラマ(f=9mmで撮影) |
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宮妻峡を出発してから7時間半で、鎌ヶ岳の頂上に着きました。薄曇りですが、景色はよく見えます。超広角レンズを使って、縦構図でパノラマ写真を撮ってみました。足元の岩も入るので、頂上の雰囲気がよく出ていると思います。 |
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鎌ヶ岳頂上(13:33〜14:15) |
御在所岳(f=10mmで撮影) |
入道ヶ岳と紅葉 |
雲母峰と紅葉 |
岳峠に下りる途中からの眺め |
雲母峰分岐点(14:43) |
南北に細長い鎌ヶ岳の頂上を行ったり来たり、ウロウロして大休止しました。鈴鹿スカイラインが通行止めのせいか、いつもより少し人が少ない気がしました。 |
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カズラ谷の滝(15:33〜15:50) |
カズラ谷 |
登山口に下りる(16:04) |
帰りは、カズラ谷コースから下山しました。鎌ヶ岳から1時間半もあれば、下りられます。ということで、イワクラ尾根+鎌尾根の周回コース、写真を撮りながらゆっくりで9時間かかりました。車を停めた出発地点まで周回で戻って来れるので、鈴鹿で一番のお薦めコースです。出発時刻が遅ければ、前半のイワクラ尾根を省略して、宮妻峡から水沢峠に向かうのがいいでしょう。 |
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<参考データ> GPS DATA ← 国道306号線から宮妻峡までの道のルートも入っています。 宮妻峡 → 1時間45分 → 北尾根ノ頭 → 1時間40分 → イワクラ尾根分岐点 → 40分 → 水沢岳 → 1時間50分 →岳峠 → 10分 → 鎌ヶ岳 → 30分 → 雲母峰分岐点 → 50分 →滝 → 20分 → 宮妻峡 : 歩行距離 約11km |
2008.11.8 UP |
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