積雪期に人気のある綿向山。日野町の御幸橋から表参道を登る人が、ほとんどなのですが、今年は、甲津畑からツルベ谷、イハイガ岳経由で登ってみようと計画しました。 昨年は 綿向山からイハイガ岳を往復 したので、逆に、イハイガ岳から綿向山を往復しようというわけです。普通の年なら、積雪で難しいコースですが、今年は暖冬で雪が少なそうです。 |
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甲津畑の岩ヶ谷林道入口発(8:00) |
未舗装の林道を歩く |
塩津古屋敷からツルベ谷に入る |
甲津畑からの登山道は、千草街道と呼ばれる歴史的な道です。2004年の3月に、このコースから雨乞岳 に登りました。 結果的には、このときの逆コース+α を歩いたのですが、比較してみると、2004年の3月中旬よりも、遥かに雪が少なかったです。最初は、トレパンの上にオーバーズボンをはいていたのですが、たまらず、途中で脱ぎました。 |
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イハイガ岳手前のガレ場 |
残雪が現れますが、スパッツを着けるほどではありあません。 |
イハイガ岳頂上着。雪はナシ。(10:30) |
大峠付近は、少し道が分かり難いです。どうも地図と実際のルートが違うようです。地図では、甲賀市との市境に沿ってイハイガ岳に登っていますが、実際には、市境の180m位手前から小さな尾根を登って行きます。(赤テープあり) 2004年の3月に雪で難儀したイハイガ岳の登りも、「楽に」とは言いませんが、何とか登れました。甲津畑の登山口から2時間半でイハイガ岳の頂上に着きました。頂上には雪が全くありません。ちょっと拍子抜けでした。 |
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振り返ると、鎌ヶ岳が見えてきました。 |
綿向山への緩斜面を登る。 |
ブナの珍変木。今日は、木の間をくぐってみました。 |
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冬季ルートと合流し、綿向山頂上へ向かう。 |
こちらは水無山方面。雪ナシ。 |
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イハイガ岳から綿向山を往復します。他では登山者に会いませんでしたが、さすがに綿向山の頂上では、登山者が交互に登ってきます。ちょうど昼なので、大ケルンの前で昼食にしました。 綿向山の山頂では、今までに何度かパノラマを取ったので、今回は、北東稜線のイハイガ岳寄りからパノラマを撮ってみました。例年なら、雪で覆われ、雪庇が見られるのですが、今年は、このとおりです。↓ |
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綿向山を後にし、北東稜線からイハイガ岳に戻る。クリックすると拡大表示します。 |
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御池岳遠望。こちらも雪は少ない。 |
雨乞岳、鎌ヶ岳と縦走路の景色 |
手前の丸い山がイハイガ岳 |
雪は少ないですが、綿向山からイハイガ岳への縦走コースは、本当に気持ちの良い道です。正面にドッシリと雨乞岳、その右に鎌ヶ岳が見えます。 |
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イハイガ岳頂上に戻りました。(12:48) |
ガレ場と雨乞岳 |
松ノ木のある「大岩」 |
大峠から、ツルベ谷を下りず、雨乞岳に登りました。最初の計画では、松ノ木のある「大岩」か、もう少し先まで行って引き返すつもりだったのですが、清水頭まで来ると、欲が出て、雨乞岳、杉峠経由で周回することにしました。雪も少ないし、2004年の3月に逆コースを歩いているので、不安はありません。 |
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清水頭から東に延びる、だだっ広い稜線。 |
清水頭からの雨乞岳と鎌ヶ岳(14:52) |
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鈴鹿の盟主、御在所岳です。 |
南雨乞岳からの雨乞岳 (15:23) |
雨乞岳頂上(15:40) |
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雨乞岳の稜線から杉峠に下りる |
杉峠(16:05) |
杉峠からの雨乞岳 |
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フジキリ谷(千草街道)を下りる。雰囲気のいい道です。 |
大シデの木 |
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後半は、ちょっと急ぎ足で、ゆっくり写真を撮れませんでしたが、予定していなかった雨乞岳経由で下りられたので、綿向山〜イハイガ岳〜雨乞岳の縦走ができました。天気も良かったし、大満足の1日でした。駐車地の岩ヶ谷林道入口には、懐中電灯の要らない、17時45分に着きました。 |
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【参考タイム】 岩ヶ谷林道入口 - 1時間 -ツルベ谷出合 -1時間30分- イハイガ岳 - 1時間15分 - 綿向山- 50分 - イハイガ岳 - 50分 - 大峠 - 1時間10分 - 清水頭 - 40分 -雨乞岳- 25分- 杉峠 - 1時間40分 - 岩ヶ谷林道入口 (歩行距離:約22km) |
2007.2.24 UP |
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