甲津畑→イハイガ岳→綿向山→大峠→雨乞岳→杉峠→甲津畑 2007.2.21

積雪期に人気のある綿向山。日野町の御幸橋から表参道を登る人が、ほとんどなのですが、今年は、甲津畑からツルベ谷、イハイガ岳経由で登ってみようと計画しました。 昨年は 綿向山からイハイガ岳を往復 したので、逆に、イハイガ岳から綿向山を往復しようというわけです。普通の年なら、積雪で難しいコースですが、今年は暖冬で雪が少なそうです。

甲津畑の岩ヶ谷林道入口発(8:00)

未舗装の林道を歩く

塩津古屋敷からツルベ谷に入る

甲津畑からの登山道は、千草街道と呼ばれる歴史的な道です。2004年の3月に、このコースから雨乞岳 に登りました。

結果的には、このときの逆コース+α を歩いたのですが、比較してみると、2004年の3月中旬よりも、遥かに雪が少なかったです。最初は、トレパンの上にオーバーズボンをはいていたのですが、たまらず、途中で脱ぎました。

イハイガ岳手前のガレ場

残雪が現れますが、スパッツを着けるほどではありあません。

イハイガ岳頂上着。雪はナシ。(10:30)

大峠付近は、少し道が分かり難いです。どうも地図と実際のルートが違うようです。地図では、甲賀市との市境に沿ってイハイガ岳に登っていますが、実際には、市境の180m位手前から小さな尾根を登って行きます。(赤テープあり)

2004年の3月に雪で難儀したイハイガ岳の登りも、「楽に」とは言いませんが、何とか登れました。甲津畑の登山口から2時間半でイハイガ岳の頂上に着きました。頂上には雪が全くありません。ちょっと拍子抜けでした。

振り返ると、鎌ヶ岳が見えてきました。

綿向山への緩斜面を登る。

ブナの珍変木。今日は、木の間をくぐってみました。

冬季ルートと合流し、綿向山頂上へ向かう。

綿向山頂上。(11:45〜12:00)

こちらは水無山方面。雪ナシ。

イハイガ岳から綿向山を往復します。他では登山者に会いませんでしたが、さすがに綿向山の頂上では、登山者が交互に登ってきます。ちょうど昼なので、大ケルンの前で昼食にしました。

綿向山の山頂では、今までに何度かパノラマを取ったので、今回は、北東稜線のイハイガ岳寄りからパノラマを撮ってみました。例年なら、雪で覆われ、雪庇が見られるのですが、今年は、このとおりです。↓

綿向山を後にし、北東稜線からイハイガ岳に戻る。クリックすると拡大表示します。

御池岳遠望。こちらも雪は少ない。

雨乞岳、鎌ヶ岳と縦走路の景色

手前の丸い山がイハイガ岳

雪は少ないですが、綿向山からイハイガ岳への縦走コースは、本当に気持ちの良い道です。正面にドッシリと雨乞岳、その右に鎌ヶ岳が見えます。

イハイガ岳頂上に戻りました。(12:48)

ガレ場と雨乞岳

松ノ木のある「大岩」

大峠から、ツルベ谷を下りず、雨乞岳に登りました。最初の計画では、松ノ木のある「大岩」か、もう少し先まで行って引き返すつもりだったのですが、清水頭まで来ると、欲が出て、雨乞岳、杉峠経由で周回することにしました。雪も少ないし、2004年の3月に逆コースを歩いているので、不安はありません。

清水頭から東に延びる、だだっ広い稜線。

清水頭からの雨乞岳と鎌ヶ岳(14:52)

鈴鹿の盟主、御在所岳です。

南雨乞岳からの雨乞岳 (15:23)

雨乞岳頂上(15:40)

雨乞岳の稜線から杉峠に下りる

杉峠(16:05)

杉峠からの雨乞岳

フジキリ谷(千草街道)を下りる。雰囲気のいい道です。

大シデの木

後半は、ちょっと急ぎ足で、ゆっくり写真を撮れませんでしたが、予定していなかった雨乞岳経由で下りられたので、綿向山〜イハイガ岳〜雨乞岳の縦走ができました。天気も良かったし、大満足の1日でした。駐車地の岩ヶ谷林道入口には、懐中電灯の要らない、17時45分に着きました。

【参考タイム】

岩ヶ谷林道入口 - 1時間 -ツルベ谷出合 -1時間30分- イハイガ岳 - 1時間15分 - 綿向山- 50 - イハイガ岳 - 50分

- 大峠 - 1時間10分  - 清水頭 - 40 -雨乞岳- 25分- 杉峠 - 1時間40分 - 岩ヶ谷林道入口 (歩行距離:約22km)

 2007.2.24 UP

 

このページの先頭へ

前のページ(銚子ヶ口岳)へ

次のページ(御池岳)へ

最初のページへ

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送