イハイガ岳は、綿向山と雨乞岳の間にある、標高964mの目立たない山です。この時期、綿向山に登る人は多いけれど、綿向山から1時間ほどで行けるイハイガ岳まで足を伸ばす人は少ないです。2年前、初めて積雪期の綿向山に登ったとき、綿向山〜イハイガ岳〜雨乞岳に連なる尾根を眺め、歩いてみたいという衝動に駆られました。その後、甲津畑から雨乞岳に登り、大峠からイハイガ岳の山頂を目指しましたが、途中で時間切れとなり、引き返したけ経験もあります。そして、今回、綿向山からイハイガ岳までの往復を計画しました。 |
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御幸橋の駐車場から北畑林道を歩く |
立派な小屋のある表参道登山口 |
登山口の道標。頂上まで4300m。 ここから1合目ごとに道標が現れる。 |
三合目付近の看板。イハイガ岳・雨乞岳方面は危険なコース と書かれた注意書き。 |
四合目付近。 登山道の雪がだんだん多くなる。 |
五合目小屋 |
五合目の道標 (標高830m、頂上まで1870m) |
行者コバ(七合目) |
七合目から冬期ルートを登る |
綿向山に登るのは今回が3回目ですが、冬期ルートを登ったのは今回が初めてです。2年前に来たときは、この冬期ルートを登り始めたものの、このような貼り紙も赤テープも無く、コースを間違ったのかと思って、途中で引き返し、夏道を登りました。夏道は、途中でアイゼンが必要なトラバースがありましたが、冬期ルートは、アイゼンなしでも登れました。 |
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綿向山頂上。 逆光で、ちょっと曇っている。 |
冬期ルートの下山口と別れ、 竜王山・雨乞岳方面に進む。 |
竜王山への道とも別れ、イハイガ岳・雨乞岳方面へ。ここにも注告(忠告)の看板。 |
足跡のない雪原と雨乞・鎌ヶ岳 |
鹿(?)の足跡 |
気持ちの良い尾根歩きスタート |
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2年前に眺めた景色は、もう少し雪が少なく、登山者の足跡がありましたが、今回はバージンスノーで、所々に動物の足跡があるだけでした。なお、この写真は、帰りに撮ったものなので自分の足跡が付いています。 |
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稜線は、雪が積もっていますが、締まっていて歩きやすい。 |
綿向山頂上からこの辺まで風が強く耳が寒い。目出帽やフードのあるジャケットが必需品です。 |
これがイハイガ岳。位牌の形が山の名前になっているとか? |
イハイガ岳の最後の登り |
イハイガ岳頂上 |
頂上は東西に細長く、狭いです。 |
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イハイガ岳山頂の東端からの眺め、イブネ〜杉峠〜雨乞岳。 |
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誰もいないイハイガ岳の頂上に着き、綿向山の方を眺めると、登山者がこちらに登って来られます。しばらくすると、年配のおじさんが頂上に到着しました。この人も綿向山からの往復だそうで、しばらくすると、綿向山の方に戻って行かれました。私は、ここで昼食を取りゆっくりしました。それにしても、イハイガ岳の頂上は狭く、平らな場所がないので、ガスコンを使うのも難儀です。 |
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綿向山に戻ります。 |
遠くに霊仙岳と御池岳が見える。 |
雨乞岳の後ろの鎌ヶ岳が見えてきた。 |
もう少しで、竜王山への分岐点に戻ります。 |
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本日2回目の綿向山頂上 午前より天気が良くなり、いい景色 |
頂上は雪が少ないです。 |
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綿向山の頂上から少し東側に下りた所からの360°パノラマ(クリックすると拡大表示します。) |
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綿向山〜イハイガ岳の道は、思っていたとおり、気分の良い稜線歩きが楽しめました。ただし、最低鞍部からイハイガ岳への登りは、ちょっとキツイ所もありました。イハイガ岳から先の道の様子は、分かりませんが、綿向山からイハイガ岳の往復だけなら、そんなに危険な感じはしませんでした。 |
2006.3.1 UP |
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