御幸橋→表参道→綿向山→イハイガ岳 2006.2.25

イハイガ岳は、綿向山と雨乞岳の間にある、標高964mの目立たない山です。この時期、綿向山に登る人は多いけれど、綿向山から1時間ほどで行けるイハイガ岳まで足を伸ばす人は少ないです。2年前、初めて積雪期の綿向山に登ったとき、綿向山〜イハイガ岳〜雨乞岳に連なる尾根を眺め、歩いてみたいという衝動に駆られました。その後、甲津畑から雨乞岳に登り、大峠からイハイガ岳の山頂を目指しましたが、途中で時間切れとなり、引き返したけ経験もあります。そして、今回、綿向山からイハイガ岳までの往復を計画しました。

御幸橋の駐車場から北畑林道を歩く

立派な小屋のある表参道登山口

登山口の道標。頂上まで4300m。

ここから1合目ごとに道標が現れる。

三合目付近の看板。イハイガ岳・雨乞岳方面は危険なコース と書かれた注意書き。

四合目付近。

登山道の雪がだんだん多くなる。

五合目小屋

五合目の道標

(標高830m、頂上まで1870m)

行者コバ(七合目)

七合目から冬期ルートを登る

綿向山に登るのは今回が3回目ですが、冬期ルートを登ったのは今回が初めてです。2年前に来たときは、この冬期ルートを登り始めたものの、このような貼り紙も赤テープも無く、コースを間違ったのかと思って、途中で引き返し、夏道を登りました。夏道は、途中でアイゼンが必要なトラバースがありましたが、冬期ルートは、アイゼンなしでも登れました。

綿向山頂上。

逆光で、ちょっと曇っている。

冬期ルートの下山口と別れ、

竜王山・雨乞岳方面に進む。

竜王山への道とも別れ、イハイガ岳・雨乞岳方面へ。ここにも注告(忠告)の看板。

足跡のない雪原と雨乞・鎌ヶ岳

鹿(?)の足跡

気持ちの良い尾根歩きスタート

2年前に眺めた景色は、もう少し雪が少なく、登山者の足跡がありましたが、今回はバージンスノーで、所々に動物の足跡があるだけでした。なお、この写真は、帰りに撮ったものなので自分の足跡が付いています。

稜線は、雪が積もっていますが、締まっていて歩きやすい。

綿向山頂上からこの辺まで風が強く耳が寒い。目出帽やフードのあるジャケットが必需品です。

これがイハイガ岳。位牌の形が山の名前になっているとか?

イハイガ岳の最後の登り

イハイガ岳頂上

頂上は東西に細長く、狭いです。

イハイガ岳山頂の東端からの眺め、イブネ〜杉峠〜雨乞岳。

誰もいないイハイガ岳の頂上に着き、綿向山の方を眺めると、登山者がこちらに登って来られます。しばらくすると、年配のおじさんが頂上に到着しました。この人も綿向山からの往復だそうで、しばらくすると、綿向山の方に戻って行かれました。私は、ここで昼食を取りゆっくりしました。それにしても、イハイガ岳の頂上は狭く、平らな場所がないので、ガスコンを使うのも難儀です。

綿向山に戻ります。

遠くに霊仙岳と御池岳が見える。

雨乞岳の後ろの鎌ヶ岳が見えてきた。

もう少しで、竜王山への分岐点に戻ります。

再び綿向山へ戻ってきました。

本日2回目の綿向山頂上

午前より天気が良くなり、いい景色

頂上は雪が少ないです。

綿向山の頂上から少し東側に下りた所からの360°パノラマ(クリックすると拡大表示します。)

綿向山〜イハイガ岳の道は、思っていたとおり、気分の良い稜線歩きが楽しめました。ただし、最低鞍部からイハイガ岳への登りは、ちょっとキツイ所もありました。イハイガ岳から先の道の様子は、分かりませんが、綿向山からイハイガ岳の往復だけなら、そんなに危険な感じはしませんでした。

 2006.3.1 UP

 

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