前回の山行で綿向山に登り、イハイガ岳・雨乞山への縦走路を眺めたとき、近いうちに雨乞岳に登りたくなりました。 鈴鹿スカイラインは冬季閉鎖中ですが、滋賀県側の甲津畑からのルートが利用できるので、右図のようなコースを計画しました。 甲津畑から杉峠経由で雨乞岳・東雨乞岳に登り、帰りは清水頭(じょうずかしら)・大峠経由で甲津畑に戻る。 時間と体力の余裕があれば、イハイガ岳も往復したい。では、出発! |
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甲津畑の集落の手前で県道189号を左折し、そこから約 4kmで林道 岩ヶ谷線の入口に着きます。駐車スペースは左の林道の100m先にあります。 |
未舗装の狭い林道を歩いていくと、軽自動車が転落して半壊しているのが目に入ります。 |
登山口から30分ちょっとで桜地蔵に着きます。今日の登山の無事と、良い景色が見られるようにと お祈りしました。 |
登山口から50分くらいで、塩津々古屋敷に着きます。ここは杉峠と大峠の分岐点になります。 |
塩津々古屋敷から約15分で、蓮如上人御旧跡に着きます。このコースは、千草越と呼ばれる歴史的な古道です。 |
登山口から2時間20分で、ようやく杉峠に着きました。途中ではめたアイゼンを外し、小休止です。 |
こちらは佐目峠・イブネ方面。 雪庇が見事。 |
再びアイゼンを着け、雨乞岳への急斜面を登ります。 |
御在所岳が見えてきました。 |
雨乞岳北稜線の急斜面を登りきった所。絶景です。 |
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登山口からここまで、釣り人には出会いましたが、登山者には会いませんでした。実に静かな山です。 雨乞岳頂上に来て、初めて登山者に会いました。三重県側から登ってこられた人が3人、小休止していました。 鈴鹿スカイラインが開通していないので、こんなに人が少ないのでしょう。 |
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東雨乞岳に向かいます。 |
東雨乞岳頂上には雪がありません。 |
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東雨乞岳頂上からのパノラマ |
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御在所岳 |
鎌ヶ岳 |
御池岳遠望 |
綿向山と、これから行く清水頭 |
清水頭にて |
清水頭から雨乞岳を振り返る |
清水頭〜大峠間 |
岩と松の木が現れます |
岩の上に登って雨乞岳を望む |
東雨乞岳を往復し、清水頭に向かいます。手元の地図では、破線の道になっています。行ってみて道が分からなければ引き返そうと思って来たけれど、大丈夫そうです。所々に赤テープのマーキングがしてあるし、尾根の一番高いところを歩いていれば、迷うことはありまん。 途中、上の写真の展望岩を過ぎると、大峠までは急な下りでした。雪はないけれど泥の急坂で、ズルッと滑りました。 大峠には「大峠」の道標や甲津畑への道標が見当たらず、綿向山への道標だけがありました。時刻は午後2時なので、 30分だけイハイガ岳の方に登って、頂上まで行けなくても引き返すことにしました。 |
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大峠からイハイガ岳に向かう途中のガレ場。 |
イハイガ岳頂上手前から見た雨乞岳 |
ツルベ谷を下る |
イハイガ岳頂上 間近と思われる所まで行きましたが、残雪と急な傾斜で思うように進めず、予定の30分を過ぎたので、雨乞岳の写真を撮って大峠に戻りました。 大峠からの下りは、最初はハイキングコースのような道でしたが、途中から何度もツルベ沢を渡ったり、沢を歩いたりの愛知川渓谷のような道になりました。残雪や倒木もあり、下りられるか心配になってきましたが、大峠から30分程で、見憶えのある塩津々古屋敷に着きました。あとは林道入口まで、今日の大満足の山行を振り返りながら1時間弱の林道歩きです。林道入口近くで奈良県から来られた登山者と会いました。今日出会った4人目の登山者です。 |
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== 参考タイム == (休憩、写真撮影の時間を含まず) 林道岩ヶ谷線入口-(0:35)->桜地蔵-(0:15)->塩津々古屋敷-(0:15)->蓮如上人御旧跡-(1:10)->杉峠-(0:40)->雨乞岳- -(0:10)->東雨乞岳-(0:10)->雨乞岳-(0:30)->清水頭-(0:35)->展望岩-(0:25)->大峠-(0:30)->塩津々古屋敷-(0:50)- ->林道岩ヶ谷線入口 |
[ END ] 2004.3.15 UP |
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