黒滝→ベンケイ→御所平→田村川林道→能登ヶ峰 2009.5.2

今日は友人R氏を誘って、御所平に行きました。御所平の南にある小太郎谷源頭は、私のお気に入りの景色の1つです。

御所平に行くには、滋賀県側の黒滝または三重県側の石水渓から入山することになります。どちらから登ろうか迷いましたが、結局、滋賀県側の黒滝から登ることにしました。御所平を縦走して田村川林道に下り、林道を歩いて黒滝に戻るのが一般的ですが、林道の途中から、能登ヶ峰の北東尾根に登り、鹿の楽園、能登ヶ峰を縦走して黒滝に下りるコースも、考慮し、GPSにもこのコースを入力しておきました。御所平も鹿の楽園といわれていますので、両方歩ければ、鹿の楽園のダブルヘッダーになります。

惣王神社発 (8:00)

道標もあったのだが...

ベンケイ(9:30)

登山口の黒滝、惣王神社の前には、いつのまにか「弁慶・御所平・船石・登山口」の立派な道標が設置されていましたが、登り口がよく分からりませんでした。神社の前の急坂を適当に登っていくと、獣避けフェンスに沿った登山道に合流しました。登山口から1時間半でベンケイ、さらに20分ほどの行程で舟石に着きました。

舟石(9:53)

イワカガミ

日本庭園風の景色と仙ヶ岳

小太郎谷源頭部のパノラマ(10:20〜10:50)

舟石から30分ほどで、小太郎谷の源頭部に着きました。ここに訪れたのは3回目ですが、今まではオール・グリーンの景色という印象でしたが、今日は、少し茶色っぽい色でした。調べてみると、2007年は5/26、2008年は6/11に来ていましたので、もう少し遅い時期に来た方が良かったかもしれません。

御所平最南端・ミズナシ(11:15)

ミツバツツジ

曲がった樹木

小太郎谷の源頭でゆっくりし、御所平の稜線を北上していきました。ふだんなら、必ず登山者を見かけるのですが、今日は誰にも会いませんでした。ゴールデンウィークなので、皆、遠出をしているのでしょうか。

色とりどりの御所平稜線を歩く

後で訪れる能登ヶ峰と鹿の楽園を遠望

御所谷分岐(御所峠)(12:08)

割谷の小滝

堰堤(12:54)

田村川林道に下りる(13:01)

御所平の最高点からヨコネ、小ピークを縦走し、御所峠から、御所谷とは反対側の割谷を下りました。田村川林道に下りるには、ヨコネからも下りられるようですが、今回は、以前に通ったことのある割谷を選びました。割谷は、あまり通る人がいないようですが、ルートもしっかりしていて、渓流がキレイです。前回、堰堤から下りる道が分からず、苦労しましたが、2回目なので大丈夫。堰堤の左に下りる道があります。

緑豊かな田村林道を歩く

鹿の楽園の登り口(13:35)

下降点のドラム缶(14:08)

緑豊かな田村川林道を30ほど歩き、能登ヶ峰の鹿の楽園の登り口に着きました。R氏に再確認すると、行けそうだというので、鹿の楽園のダブルヘッダー、後半の登山に入ることにしました。ロープのある登り口から、距離は短いけれど、惣王神社からベンケイに登ったとき以上の急勾配です。ここで、今日初めて登山者とすれ違いました。

アセビの点在する景色

能登ヶ峰の鹿の楽園(14:58)

能登ヶ峰の鹿の楽園(15:06)

下降点の目印になっているドラム缶まで来ると、傾斜は緩やかになり、アセビの点在するメルヘンチックな風景が始まります。立ち枯れした樹木とアセビの景色。気がつくと同じ所を通っています。ルング・ワンダルングです。以前にもこの辺りでルング・ワンダルングしたことがあります。GPSを見ながら、南西方向に進みます。このコースは、能登ヶ峰→鹿の楽園を2回歩いていますが、逆コースを歩くのは初めてです。やがて、鹿の楽園に着きました。今日は、1日で2回、鹿の楽園を楽しめました。

鹿の楽園から御所平の稜線を眺める (15:20)

鹿の楽園を振り返る

能登ヶ峰山頂(15:43)

能登ヶ峰登山口(16:25)

鹿の楽園でゆっくり景色を眺め、能登ヶ峰の山頂を通って黒滝の登山口に戻りました。鹿の楽園のダブルヘッダーはキツいかなと思ってましたが、歩いてみると、それほどでもありませんでした。田村川林道の単調な道を1時間以上歩かなくてもすむし、出発地点に戻れるので、なかなかの良コースだと思います。

【参考タイム】 GPS data  (←青線 はルング・ワンダルング)

黒滝−1時間30分 → ベンケイ−20分 → 舟石−25分 → 小太郎谷の源頭部−35分 → 御所平最高点−40分 → 御所峠−55分 →田村川林道−30分 → 登り口−30分 → 能登ヶ峰稜線の下降点 −1時間30分 → 能登ヶ峰 - 50分 → 黒滝 

 歩行距離:約 13km 

 2009.5.5 UP

 

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