北畑口→綿向山・雨乞岳・イブネ(綿向山〜杠葉尾縦走前半) 2009.4.28〜4.30

今年の私のゴールデンウィークは、景気後退の影響もあり、休みを取らなくても 4/25〜5/6まで12連休です。ということで、天気の良さそうな日を選んで、鈴鹿テント泊を計画しました。今回計画したのは、私の好きな綿向山〜雨乞岳の縦走にプラスして、イブネで1泊し、奥永源寺の杠葉尾に下りるコースです。1泊2日でも歩けるコースですが、連休の天気が良さそうなので、2泊分の食料を用意して出かけました。

北畑口発 (8:35)

表参道登山口(9:32)

五合目(10:22)

今回は、登山口と下山する場所が違うので、マイカーを使わず、近江八幡から近江鉄道の路線バスを利用しました。出発日の4/28は平日なので、平日のみ運行の北畑口から西明寺口までのバスを利用するつもりだったのですが、予定より1本前のバスに乗ったので、西明寺口までのバスを待たず、北畑口から歩くことにしました。

綿向山山頂(11:10)

お気に入りの好展望地からの眺め

イハイガ岳に向かう

綿向山山頂は、雲の多い天気でしたが、雨乞岳、鎌ヶ岳が見えました。私のお気に入りの北東稜線の「好展望地」を通り、イハイガ岳に向かいます。いつもはゆっくり景色を眺める場所なのですが、雲が多くてスカッとしないので、先を急ぎます。

イハイガ岳山頂(12:02)

ガレ場と雨乞岳

大峠に向かう(ここで右に曲がる)

イハイガ岳山頂からガレ場の展望地を通り、大峠に下ります。この辺りは道の分かりにくいところですが、もう何度も通っているので大丈夫です。尾根の途中で右に曲がり(木の幹に赤色の矢印あり)、最低鞍部を目指します。

大峠(綿向山と雨乞岳の鞍部)12:46

松の木のピーク(13:25)

清水頭(14:15)

大峠という地名は、あちこちにありますが、ここは綿向山と雨乞岳の鞍部の大峠です。大峠からの登りが今日一番キツイ登りです。松の木のピークまで来ると、キツイ登りは一段落ですが、なかなか清水頭に着きません。14時15分、ようやく清水頭に着きました。

清水頭からの雨乞岳

南雨乞岳直前(14:30)

雨乞岳山頂(15:05〜15:15)

清水頭まで来ると、雨乞岳までは展望も良く、気持ちのいい稜線歩きです。ただし、雨乞岳山頂の前後100mだけは、猛烈な笹のブッシュです。笹が後退したといわれる鈴鹿の山も、ここだけは笹が健在です。昔のイブネや鈴北岳もこんな感じだったのでしょうか。午後3時過ぎに雨乞岳の山頂に着きました。

杉峠(15:42)

イブネ入口

イブネに向かう

雨乞岳で大休止して、杉峠経由でイブネに向かいます。佐目峠でテント泊の人とお会いしました。私ももうひと頑張りです。

イブネ着(16:20)

テントを張る

夕方の御在所・鎌の眺め

16時20分、イブネに着きました。山頂部は風が強かったので、少し下がった所の木陰にテントを張りました。下の方まで下りなくても、山頂近くに水場がありました。私自身、こんなに山頂近くに水場があるなんて知りませんでした。テントの中は寒かったけれど、よく歩いたので、自炊を済ませると、早々と寝てしまいました。

日の出(5:08)

太陽の手前の山は、

南アルプスの「悪沢岳」

イブネのヘソ(7:15)

翌朝は、日の出前に起きて、イブネ北端まで足を運び、ご来光を仰ぎました。帰ってからカシミールで調べて分かったのですが、太陽の手前のシルエットの山は、何と、南アルプスの「悪沢岳」でした。テントに戻って朝食を済ませ、銚子ヶ口方面に出発です。途中、イブネと銚子の間に、大岩が点在し、アセビの生えた日本庭園のような所があるのですが、「熊ノ戸平、イブネのヘソ」と書いたプレートがありました。「イブネのヘソ」とは、まさにピッタリの名前です。

熊ノ戸平、イブネのヘソのプレート

銚子付近(7:30)

銚子ヶ口を望む

佐目子谷川の源流を通過し、銚子ヶ口方面に向かいます。イブネ・クラシからP1022に向かう下り道は、かなりの急勾配です。逆コースで登ってくる場合は、キツそうです。左手には、タイジョウが立派に見えました。

大峠の頭に寄り道(8:45)

大峠(イブネと銚子ヶ口の鞍部) 8:55

コリカキ場、水舟の池との十字路

最低鞍部から、アップダウンを繰り返し、大峠に着きました。この大峠は、イブネと銚子ヶ口の鞍部、正確に言うと、大峠の頭P1087と水舟の頭P1067の鞍部です。峠にはプレートの道標があり、真っ直ぐ行けば銚子ヶ口、左に下りれば水舟の池、右に下りれば、コリカキ場(北谷尻谷)と書かれています。今回は、銚子ヶ口には登らず、北谷尻谷からコリカキ場に向かうことにしました。その前に、水舟の池を往復しましょう。

 2009.5.4 UP

 

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