4日目は、縦走コースの途中で一番標高の低い薬師沢(標高1920m)まで下り、そこから標高差約600mを登り雲ノ平へ。
縦走コース中、一番キツイ登りです。初日と比べ、だいぶ荷が軽くなったので頑張って登ろう。
薬師峠(4日目)〜新穂高温泉(6日目)までの断面図
日の出前、太郎小屋の前を通過。
朝焼け雲
いくつかの橋を渡る
太郎小屋から薬師沢小屋までは、ほとんど木道の上を歩く楽なコース。以前に歩いたときは(逆コースでしたが)、こんなに木道が敷き詰めてなく、途中で道に迷ったこともありますが、これでは道に迷う心配はありません。途中、何ヶ所か水場もあります。薬師沢小屋からは雲ノ平キャンプ場まで水場がありませんので、なるべく水を補給しておきましょう。
2時間ほどで黒部川上の廊下、
薬師沢小屋を通過
急坂を登ると木道が現れる
木々が茂って展望は利かない
しばらく歩くと、展望が開ける
アラスカ庭園だそうだ
槍ヶ岳も少し顔を出す
立山(剱は見えない)
笠ヶ岳と黒部五郎岳
奥日本庭園からの薬師岳
ギリシア庭園からの三俣蓮華岳
祖母岳に登る
祖母岳は登山道から往復20分くらい(写真をクリックすると拡大表示します。)
雲ノ平山荘
雲ノ平キャンプ場へ向かう
雲ノ平キャンプ場は工事中
雲ノ平は、緑の豊富なところですね。しかし、高山植物は意外と少なく、残雪や水場もほとんどありません。 高山植物は五色ヶ原の方がずっと多かったです。キャンプ場に着いてみると、登山道やトイレなどの工事中で、さながら工事現場。ちょっとがっかりでした。まだ時間的には早いので、キャンプ場の周りの散策に出かけ、祖父岳にも登りました。後から考えれば、どうせ祖父岳に登るなら、三俣山荘のキャンプ場まで行って泊まっても良かったかなと思います。
木道の工事をしている人たち
祖父岳に登る
槍ヶ岳がだいぶ近くなってきました
祖父岳山頂から360°パノラマ(写真をクリックすると拡大表示します。)
祖父岳頂上は、広々とした気持ちの良い場所ですね。三脚を構えて写真を撮っている人、昼寝をしている人、弁当を食べている人。私も 360°の展望を楽しみ、たくさん写真を撮って大満足でした。
祖父岳の帰りは、スイス庭園を通って、キャンプ場に戻りました。今日も1日良い天気で、そろそろ唇や肩が日焼けで痛くなり始めました。鏡がないので自分の顔の様子が分かりませんが、後で写真を見ると、びっくりするくらい焼けてました。
2004.8.10 UP
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