12年ぶりの秋の北アルプスは、26年ぶりに長塀山から蝶ヶ岳に登った。(→1976年の蝶・常念) 夜行急行「ちくま」に乗って松本へ。水曜日の晩の電車なので、自由席でも乗車率は1/2〜1/3程度だった。 松本からタクシーの相乗りで上高地へ。タクシーでは居眠りをして、目が覚めたら釜トンネルの手前だった。 釜トンネルを通過。いつもと様子が違う。乗客の1人が「新しいトンネルですか?」と尋ねる。トンネルを通過して振り返ると、左後ろに従来の釜トンネルが見えた。 |
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朝の上高地。日の出前の河童橋には、三脚を構えたカメラマンが、穂高の夜明けを待ち構えていた。(左) しばらくすると、奥穂高に朝日が当たり始めた。(右) 快晴。気持ちの良い朝である。こんな天気が続きしますように、と願って、河童橋の前を出発。 |
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秋の山は素晴らしい。昔(20年以上前)は秋の山は空いていた。涼しくて景色がキレイで空いていて、良いことずくめ。 でも、いつの間にか、「秋の山は素晴らしい」と、雑誌やテレビで宣伝するので、秋の連休の涸沢などは、盆休み以上の混雑とか。
今回は、混雑の予想される涸沢を避け、久しぶりに槍ヶ岳の東側の山に登りました。 |
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明神〜徳沢間。梓川の向こう側に明神岳と前穂高岳が見えてきた。(上) |
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26年前と同じ道標。ただし、徳沢を遡るコースが廃道となり、道標に穴が開いていた。 |
長塀尾根のコースは最初からキツイ登り。 比較的登山者が少なく、数人しか出会わなかった。 |
長塀尾根の登りが一段落した標高2000m付近。樹々の間から前穂高岳が立派に見えました。 |
長塀山の頂上は標高2564.9m。槍ヶ岳と大キレットの眺めを楽しみにしていたのに、樹々が茂っていて槍ヶ岳を垣間見ることもできません。 前回1976年に登ったときは、確かに、槍と大キレットの写真を撮ったのに....と思いながら、蝶ヶ岳に急いだ。 |
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蝶ヶ岳に近づくと、池塘が点在している。 これは妖精池かな? |
長塀尾根の上部。紅葉が美しい。 |
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長塀尾根の最上部。ようやく展望が開け、穂高〜大キレット〜槍〜常念のパノラマが撮れました。到着が遅れたので、ちょっと逆光気味だけど、天気は快晴。写真のような大パノラマを心ゆくまで眺めました。 |
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テントを設営し、夕食を済ませると、いつの間にか日が沈みました。やはり秋は日が短いですねェ。 ↑日没後の槍・穂高 久しぶりの秋の北アルプス。装備が不十分で、テントでは寒かったです。着替えも含めて、あるだけのものを全部着て、ザックを空にして足を突っ込んで寝ました。おまけに、夜11時頃から風が強くなり、フライシートが風で外れたりして、散々な一夜でした。 |
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