蓮華温泉→白馬大池→白馬岳→不帰ノ嶮→唐松岳→五竜小屋 2008.7.28-7.30

北アルプスの地図を広げたとき、まだ歩いていない空白部分で、前々から気になっていた所があります。白馬岳と唐松岳の間の不帰ノ嶮(カエラズノケン)です。

帰ラズという、不吉な名前と、八方尾根から眺めたジグザグの稜線は、強烈な印象でした。今年の夏休みは、この不帰ノ嶮に五竜岳・鹿島槍を加え、後立山連峰の白馬岳〜鹿島槍ヶ岳を計画しました。なお、逆コースの、鹿島槍〜五竜〜唐松は、1985年7月 に歩いています。

昔は、夏山登山といえば、アルプス○号や、ちくま○号、立山○号など、夜行の急行列車に乗って、目的地の駅に朝、着くのが定番だったのですが、次々と廃止されてしまい、マイカー登山が主流になってしまいました。今回は、大阪発新潟行きの夜行急行「きたぐに」を利用し、糸魚川から蓮華温泉に向かいました。

糸魚川バスで蓮華温泉へ

早朝、糸魚川の駅に着き、蓮華温泉行きのバスに乗ろうと思ったら、乗り場が分かりません。予め、ホームページを見て、駅前のロータリーの先なのは分かっていましたが、誰もいません。小雨の降る中、思いザックを背負いながらウロウロしている間に、出発時刻が迫ってきました。危うく、バスに乗り遅れそうになったとき、それらしいバスを発見!バスの乗務員の人も私に気がついてくれ、何とか乗ることができました。何と、乗客は私1人でした。バスの乗務員さんに聞いてみると、何のことはない、駅前から乗れたようです。時々、小雨と雷の鳴る中、蓮華温泉に向かいました。

天気が悪いので白馬大池に向かう

残雪の残る白馬大池

白馬大池のキャンプ地

当初は、蓮華温泉から、朝日岳に向かう予定でしたが、天気が悪いので、朝日岳を割愛し、白馬大池に向かうことにしました。時々強風の曇り空の下、蓮華温泉から約4時間で白馬大池に着きました。テントを張った後、少し天気が回復したので、白馬大池周辺の散策、高山植物の写真撮影に出かけました。

ハクサンコザクラ

ハクサンイチゲ

三国境

翌、7/29日は、さらに天気が悪く、朝から霧がかかっています。歩けないほどではないので、白馬岳に向かいます。しかし、途中から、小雨が降ってきて、一日中、レインウェアを着たまま歩きました。カメラを出すとレンズ(フィルター)に水滴が付くので、あまり写真も撮れませんでした。

ライチョウ(メス)

ライチョウのヒナ

白馬岳に向かう

白馬岳山頂

 天狗山荘

天狗山荘の自炊室

白馬岳は、私が大学2年のとき、初めて登った山で、特別、愛着があります。相性もいいのか、今まで3回登っていますが、3回とも天気が良かったです。しかし、今回は×でした。何にも見えません。山頂を通過し、天狗山荘に向かいます。本来なら、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳の白馬三山縦走は、景色も良く、気分のいい縦走路なのですが、残念無念。

強風で、テントが張れるか心配でしたが、天狗山荘のテント場では、少し風が治まり、何とか張れました。天狗山荘は、テントの登山者にも自炊室を使わせてくれたので、助かりました。テントの中は寒かったです。(朝の気温7℃)

7/30天狗山荘からの御来光(4:51)

朝日を浴びる天狗山荘

夜中に、テントの隙間から外を眺めると、満天の星が見えました。翌、7/30は、ようやく天気が回復し、朝から快晴です。

妙高山と戸隠(高妻山)の間くらいから、太陽が昇りました。さぁ、不帰キレット縦走に出発です。

天狗山荘前の雪原

白馬岳・白馬鑓ヶ岳

天狗の頭からの剱岳

天狗の頭からのパノラマ(左から八歩尾根、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、遠く槍・穂、右に立山・剱岳)

テント場から30分くらい登ると、天狗の頭に着きました。これから目指す鹿島槍、右手には剱岳がキレイに見えます。

二日間、辛抱した甲斐がありました。素晴らしい眺めです。左手には、八ヶ岳と富士山も見えます。

八ヶ岳と富士山

立山・剱と毛勝三山

天狗の大下り

いよいよ、天狗の大下り、不帰キレット縦走のスタートです。中高年の登山者に混ざって、高校生の山岳部のグループも頑張っています。天狗の大下りで、最低鞍部に下りたら、T峰の登りです。

不帰ノ嶮(T、U北峰、南峰、V峰)

天狗の大下りを振り返る

不帰ノ嶮T峰からのU北峰、U南峰

U北峰に登る高校生達

U北峰に登るクサリ場

U北峰からの剱岳

T峰に登ったら、また急降下、今度はU北峰に登ります。この辺りが不帰キレットのハイライト。アップダウンは、しんどいけれど、要所にはクサリ場になっていて、それほど危険なコースではありません。それに、天気がいいので、始終、剱の眺めが見られます。

不帰ノ嶮U南峰からの白馬岳方面

不帰ノ嶮U南峰からの剱岳

不帰ノ嶮V峰からの唐松岳

八方池から眺めたとき、台形に見える山が、不帰ノ嶮U北峰と南峰なのですね。U南峰に着いたら、危険箇所は通過です。

V峰は、登山コースから外れていましたが、すぐなので、上まで登ってみました。もうここまで来れば、唐松岳は、目と鼻の先です。

唐松岳山頂からの五竜岳

唐松岳山頂からの白馬岳方面

唐松岳山頂からの剱岳

唐松岳は、今まで3回登っていますが、相性が悪く、スッキリ晴れていたことがありません。一番最近登った2004年は特に酷く、強風と悪天のため、頂上には行きませんでした。今回、4回目にして、初めて、スッキリした眺めが見られました。唐松山荘を通過し、あと2時間半の縦走で、五竜山荘のテント場に着きました。

唐松岳山頂からの唐松山荘

唐松岳を後にし、五竜山荘に向かう

五竜山荘テント場

 2008.8.2 UP

 

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