蓼畑→庭戸山→黒尾山→銚子ヶ口→杠葉尾 2008.4.5

寒かった今年の冬も、4月になってようやく暖かくなりました。週末の天気が良さそうなので、1ヶ月ぶりに鈴鹿山系の山、黒尾山から銚子ヶ口を歩きました。黒尾山は、銚子ヶ口と尾根続きの山で、前から登りたかった山です。調べてみると、あまりポピュラーな山ではなく、「難路」だそうです。麓からたくさんのコースがありますが、車が停めやすく、周回するのに便利な、蓼畑からのコースを選びました。

駐車地横の登山口(7:28)

登山口はすぐ分かります。

展望のない丸山 (8:25)

鉄塔のある庭戸山。永源寺ダムが見えます。(8:44)

政所郵便局を過ぎ、2つ目の橋の手前(鈴鹿の里コミュニティーセンターの前)で右折して、旧道に車を停めます。空地の左に中部電力の巡視路の登山口があります。階段を登ると、すぐ、尾根歩きになり、道は分かりやすいです。共同アンテナ、丸山を経由し、登山口から1時間20分くらいで、鉄塔の立つ庭戸山に着きます。

庭戸山付近からの御池岳

庭戸山〜黒尾山の難所(9:17)

釈迦ヶ岳が見えます。

庭戸山から鉄塔(R173)を経由し、P681を過ぎると、ヤセ尾根の難所があります。難所といっても、距離も短く、それほど怖い感じはしません。

黒尾山頂上(10:00〜10:15)

黒尾山〜銚子ヶ口の難所

ヤセ尾根の難所を通過し、登山口から2時間半くらいで、黒尾山の山頂に着きました。山頂には少し雪が残っていました。山頂は展望は利きませんが、日本庭園のようでいい雰囲気です。小休止して、道なり進むと、どうも永源寺ダムに下りる道です。黒尾山の山頂に戻り、来た道を戻って右手方向に、銚子ヶ口への細い道がありました。しばらく歩きやすい道でしたが、標高870m付近で、このコース最大の難所、2回目のヤセ尾根です。右側は断崖になっていて、結構迫力があります。

どこを通ればよいか、しばし考え、ヤセ尾根の左手を巻いて、何とか通過しました。

銚子ヶ口に近づいてきた

御池岳〜藤原岳を振り返る

あまりパッとしませんが、ここが銚子ヶ口岳北峰です。(11:57)

2回目のヤセ尾根を通過し、銚子ヶ口岳の北峰を目指します。銚子ヶ口岳の山頂は、三角点峰のほか、東峰、中峰、西峰、南峰と、たくさんのピークがあります。私は、北峰には登ったことがなかったので、初めて登るのを楽しみにしていたのですが、気づかずに通過してしまい、山名プレートのあるピークに着いたら、そこは「中峰」でした。予めGPSに登録しておいたのですが、C6、C7、C8というように記号で入れておいたので、1つ勘違いしていました。まぁ、近いので、GPSを頼りに、戻ってみると、縦走路から少し外れた山名プレートもない目立たないピークでした。しかし、綿向山、カクレグラ、永源寺ダムなどの西側の展望がよく、なかなか見られない景色が見られました。↓

銚子ヶ口岳北峰からのパノラマ

北峰から中峰に戻り、天気も良いので、南峰まで足を延ばしました。南峰は、釈迦ヶ岳、御在所、イブネ・クラシなど、東〜南の展望が見事です。↓

銚子ヶ口岳南峰からのパノラマ

銚子ヶ口岳南峰からの釈迦ヶ岳

(12:37〜12:43)

雪の残る中峰〜三角点峰の登山道

銚子ヶ口岳三角点峰

(13:00)

南峰から中峰に戻り(今日3回目)三角点峰を経由して、東峰に向かいます。

銚子ヶ口岳東峰からの360°パノラマ

今日最後のピーク、東峰です。やはり、銚子ヶ口の山頂の中では、東峰が一番の景色です。御池岳〜藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、イブネ・クラシ、雨乞岳も山頂部が見えます。ここで、大休止して、北稜線を下ります。

銚子ヶ口岳東峰(13:05〜13:20)

東峰からの眺め、御池岳〜藤原岳

北稜線を下る。

残雪の登山道を下る

杠葉尾(ゆずりお)までの下り道

杠葉尾の登山口(14:43)

東峰から北稜線、北尾根のコースは、途中からは、単調な感じがしますが、安心して歩ける道です。東峰の山頂から1時間20分ほどで、登山口に着きました。ここから、国道と旧道を25分歩き、出発点の蓼畑に戻りました。なお、旧道は、崖崩れの個所があり、旧道なので放置されています。歩いてなら通れますが、悪天候のときは、国道を歩く方が安全でしょう。

【参考タイム】 GPS data  

登山口(蓼畑) → 30分 → 共同アンテナ → 30分 → 丸山 → 20分 → 庭戸山 → 1時間15分 → 黒尾山 → 1時間45分 

→ 銚子ヶ口北峰 → 7分 → 中峰 → 南峰往復15分 → 中峰  → 10分 →  三角点峰 → 5分 → 東峰 → 1時間20分 

→ 登山口(杠葉尾) → 25分 → 登山口(蓼畑)  (歩行距離:約13km)

 2008.4.6 UP

 

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