甲津畑→カクレグラ→タイジョウ→イブネ 2007.9.22

今年の夏は暑い! もう秋分の日だというのに、8月下旬のような暑い日が続いています。しかも、週末の天気が、あまり良くないので、私の山行きは、月1回のペースに落ちてしまいました。今日は、久しぶりに天気が良さそうなので、鈴鹿であまり有名でないカクレグラとタイジョウに登りに行きました。去年の秋、銚子ヶ口からクラシ・イブネを縦走したとき、雨乞岳と綿向山の間にある高い山を見つけ、帰ってから調べると、これが標高1061mのタイジョウでした。

甲津畑の駐車地から1km林道を戻る

渋川を渡る

電力会社の巡視路を登る

杉峠や雨乞岳の登山口になっている甲津畑林道の駐車地に車を停め、林道を約1km戻って「永源寺グリーンランド」から山に入ります。山名の案内板も何もありませんが、電力会社の巡視路を登って行きます。途中、クモの巣が顔にくっつき、気持ち悪いです。

鈴鹿では見慣れた「伊勢幹線」の道標

鉄塔(R161)と、近江平野の眺め

カクレグラ山頂と雨乞岳

2本の鉄塔を経由し、駐車地から約2時間で、カクレグラの頂上に着きました。カクレグラは、標高990mで別名で水谷岳と呼ばれています。頂上の展望はありませんが、頂上の近くに、東南方向に開けた場所があり、銚子ヶ口からイブネ、雨乞岳の稜線がよく見えます。 ↓

カクレグラ頂上南の好展望地からの眺め(銚子ヶ口、イブネ、雨乞岳)

カクレグラの山頂から道なりに真っ直ぐ進むと、永源寺ダム(佐目)の方に下りてしまいます。タイジョウ方面へは、来た道を戻り、さきほどの好展望の所から左手の尾根に進みます。このカクレグラからタイジョウへのコース、思ったより分かり難いです。地図とGPS、磁石を頼りに、慎重に進みます。やがて、苔に覆われた岩場まで来れば、タイジョウへは、もう少しです。苔の岩場は登り難いので、右に回りこんで登りました。

苔に覆われた岩場

展望のないタイジョウ山頂

タイジョウからの登山道

それにしても、カクレグラ〜タイジョウのコース、異常にハエが多いです。お昼の休憩でオニギリを食べようと思っても、何十匹ものハエが群がり、オニギリに止まりそうなので、手で追い払いながら食べました。ゆっくり休憩もできません。

やがて、杉峠からイブネへの縦走路に合流しました。折角ここまで来たので、イブネまで寄り道します。往復で35分位の距離です。

イブネに向かう

御在所岳、鎌ヶ岳が見えてきた。

 イブネに着きました。

あまり展望の良くないカクレグラ〜タイジョウを縦走して、イブネまで足を延ばすと、展望の開けた景色が広がり、嬉しくなってきます。多少、雲が多くなり、スッキリしない景色ですが、やっぱり、鎌ヶ岳の見える景色は鈴鹿らしくていいです。

イブネからの眺め(御在所岳、鎌ヶ岳、雨乞岳)

杉峠

一反ぼうそう

渓流と丸太橋

イブネで景色に満足したら、来た道を戻り、杉峠から千種越の道を、甲津畑まで下ります。今までは遅くなり、駆け足で下山することが多かったですが、今日は、少し余裕があるので、「善住坊の隠れ岩」に寄り道しました。登山道にも大きな看板があるのですが、「隠れ岩」は、登山道から少し下った河原にありました。元亀元年(1570年)、杉谷善住坊は、ここから織田信長を狙撃したそうです。失敗には終わりましたが、もし、命中していれば、日本の歴史は大きく変わったでしょう。

大シデ

善住坊の隠れ岩

 甲津畑の駐車地に戻りました。

【参考タイム】GPSdata  

甲津畑駐車地 - 2時間 - カクレグラ - 2時間 - タイジョウ - 50 - アゲンギョ(杉峠/イブネ間) - イブネ往復(35分)  

 アゲンギョ(杉峠/イブネ間) 15分 - 杉峠  - 1時間40分 - 甲津畑駐車地  (歩行距離:約18.5km)

 2007.9.23 UP

 

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