暖冬だった2月までとは反対に、3月途中から急に寒くなりました。比良山や伊吹山は、2月より却って積雪が増え、霊仙山に登りに行って、途中撤退といった山レポも拝見しています。 ということで、ちょうど1ヶ月前に登った綿向山とイハイガ岳に、コースを変えて登りに行きました。綿向山なら、雪が積もって登れないということはないでしょうし、先月と比べて、どれだけ雪が増えているかを見るのも楽しみだし、前回、よく分からなかった「大峠」周辺の偵察も兼ねて、イハイガ岳から大峠まで足を延ばすことにしました。 |
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御幸橋の駐車場、一番乗りです。 (6:32出発) |
水無山北尾根コースとの分岐点 表参道登山口 (6:47) |
一合目。ここから1合目ごとに道標があります。 (7:01) |
表参道の登山コースは、よく整備されていて歩きやすいです。道標や避難小屋も多く、安心です。今回は、一合目から頂上までの「○合目」の道標の「標高○○m」と「頂上まで○○○m」を記録し、一覧表にまとめてみました。→クリック |
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五合目避難小屋付近から、雪を冠った比良山を眺める。(7:48) |
七合目、行者コバからの冬道コースは、雪が少なく、閉鎖になっていました。 (8:06) |
夏道コースの谷のトラバース。 もう危なくないです。(8:15) |
2月より雪が多いかと思っていましたが、表参道コースは雪が少なく、せいぜい積雪1mmくらい。積もっているというよりも、雪が付いているといった感じです。五合目避難小屋付近には、まったく積雪がありませんでした。 |
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階段を登ると頂上 |
綿向山山頂着(8:39) |
雨乞岳と鎌ヶ岳のシルエット |
御幸橋の駐車場から2時間07分で頂上い着きました。天気は快晴ですが、雨乞岳と鎌ヶ岳は、逆光で、いい写真が撮れません。帰りにもう1度、山頂に寄るので、長居はせず、出発です。 |
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左から霊仙山、伊吹山、能郷白山、荒島岳、鈴ヶ岳、御池岳、藤原岳の眺め |
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綿向山〜イハイガ岳の縦走路も、ほとんど雪がありません。霊仙山や伊吹山は、あんなにまっ白になっているのに、同じ鈴鹿山系でも、北部と中南部では大違いですね。お気に入りの綿向山〜イハイガ岳の縦走路を進みます。 |
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綿向山を振り返る |
綿向山〜イハイガ岳の縦走路 |
笹の草原とイハイガ岳 |
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イハイガ岳山頂(10:07) |
ガレ場と雨乞岳(10:27) |
ガレ場のすぐ横を通過 |
イハイガ岳から先は、少し残雪が増えてきましたが、登山コースの積雪は5mm以下です。先月来たときは、道なりに進んで、ツルベ谷の方へ下りてしまったので、大峠への分岐点を見逃さないように注意深く進みました。 |
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分岐点発見。直進するとツルベ谷、右に曲がると大峠です。薄い矢印が見えます。地図 のB地点です。(10:40) |
山の斜面を横切ります。 |
またまた、ガレ場のすぐ横を通過 |
ツルベ谷と大峠の分岐点を発見しました。ツルベ谷方面にも赤テープが付けれていて、こちらの方が歩きやすかったです。 大峠方面へは、最初、山の斜面を横切らなければならず、道が薄いので、滑り落ちそうです。積雪期は、さらにやっかいでしょう。山の斜面から、尾根までたどりつけば、あとは、歩きやすいです。GPSを頼りに、大峠まで行きました。2万5000図では、ツルベ谷方面(北)、白倉方面(南)の十字路になっていますが、道標も登山道らしきものも見当たらず、単なる通過点でした。 |
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ツルベ谷、雨乞岳分岐点 地図 のC地点です。(11:03) |
イハイガ岳北面 |
ガレ場の谷底 |
ツルベ谷と雨乞岳の分岐点まで下り、来た道を引き返しました。イハイガ岳北面を眺め、ガレ場のすぐ横を通るこのコース、変化があってなかなか面白いです。 |
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綿向山東尾根まで戻りました。いい景色です。(13:25) |
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綿向山山頂です。今度は、光線も順光になり、雲一つない写真が撮れました。(14:10) |
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綿向山山頂南側からの眺めです。左からイブネ、雨乞岳、鎌ヶ岳、水沢岳、宮指路岳などなど。(14:12) |
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帰りに寄る水無山 |
文三ハゲ |
水無山頂上(15:05) |
帰りは、水無山北尾根コースから下山しました。このコース、まだ斜面に結構雪が残っていて、緊張する場所もありました。もう少し残雪が多ければ、イハイガ岳を往復するより、水無山北尾根コースを下りる方が危険そうです。積雪期は、使わない方が良いです。このコースを歩くのは、2度目ですが、水無山に寄るのは初めてです。分岐点から15分くらいで水無山頂上に着きました。ここで引き返そうかと思ったのですが、折角なので南峰まで足を延ばしました。水無山から南峰までは5分ほどで行けるのですが、南峰まで行くと、鎌ヶ岳が見えるようになり、良く見ると、雨乞岳の横には、御在所岳の山頂も少しだけ見えました。南峰まで来て正解でした。 |
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水無山南峰からの鎌ヶ岳(15:10) |
綿向山と雨乞岳 |
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御在所岳も少し見えます。 |
夫婦松(16:30) |
木の幹が絡まっています。 |
分岐点まで戻り、あとは単調な下りです。御幸橋の駐車場に戻る途中、「夫婦松」の写真を撮りました。この夫婦松は、単に松が2本並んでいるのではなく、途中で木の幹が絡まっています。仲の良い松です。駐車場に戻ると、何と、私の車1台だけでした。今日は、綿向山だけでなく、イハイガ岳、大峠、水無山と、盛りだくさん、欲張りな1日でした。 |
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【参考タイム】(写真撮影、大休止の時間を含まず) 御幸橋 - 2時間05分 - 綿向山- 1時間- イハイガ岳 - 50分 -大峠 - 1時間 - イハイガ岳 - 1時間15分 - 綿向山- 1時間 - 水無山南峰 - 1時間20分 - 御幸橋 (歩行距離:御幸橋→表参道経由綿向山 5.3km、綿向山→大峠 2.9km×2、綿向山→水無山北尾根経由御幸橋 5.0km、水無山往復 1.1km 計 17.2km ) |
2007.3.25 UP |
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