生杉ブナの原生林→三国峠→芦生→杉尾峠→シンコボ→若丹尾根 2006.11.15

京都北山の奥に位置する芦生、素晴らしい所だと、ウワサには聞いていましたが、我が家からは遠いところだと思って、なかなか行く機会がありませんでした。最近になって、滋賀県側の生杉(おいすぎ)から行けば近いことを知りましたが、地蔵峠からは入山禁止になったという情報もあり、様子見を兼ねて行ってきました。三国峠と芦生だけでは物足りないので、京都・福井の府県境の若丹尾根を縦走して帰りました。三国峠から府県境の登山ルートは、昭文社の地図では、三国峠〜シンコボまでが破線、シンコボ分岐〜杉尾峠は、登山道の赤線がありません。しかし、歩いた人の情報もあり、ダメなら引き返すつもりで出かけました。

生杉ブナの原生林、三国峠登山口

(7:50発) 

三国峠への道(7:55)

三国峠山頂(8:20〜8:25)

滋賀・京都・福井の府県境です。

駐車地から30分ほどの登りで、三国峠の山頂に着きました。峠という名前ですが、山の頂上です。この辺りには、傘峠、ブナノキ峠など、〜峠という名前の山があります。山頂から京都府側に入り、枕谷を下りました。

枕谷を下り、地蔵峠分岐通過 (8:55)

中山神社(9:05)

小川(上谷)と紅葉の山(9:25)

上谷沿いの道 (10:47)

芦生らしい古木 (10:00)

上谷沿いの道 (10:05)

中山神社の前を過ぎ、丸太の橋を渡って、由良川源流の上谷に沿った遊歩道を、杉尾峠まで歩きます。最初は鬱蒼とした杉林でしたが、樹林帯を抜けると、ブナなどの広葉樹の自然林が広がってきました。意外と人が少なく、芦生では1人(京大演習林の人?)しか会いませんでした。紅葉のピークは過ぎていますが、枯葉やカーキ色の自然林がキレイでした。

苔むした倒木(10:11)

杉尾峠間近(10:31)

杉尾峠(10:36)。  杉尾峠から府県境をシンコボ分岐まで登ります。

晴れていれば日本海が見えるらしい。

第六迷点の標識 (10:52)

シンコボ分岐(11:30)

←今回歩いたコースです。

上の第六迷点の道標には、杉尾峠へ30分、野田畑へ2:30と書かれていますが、実際には、杉尾峠へ15分、野田畑へは1時間半くらいで行けます。

ここから迷いやすそうなのは、地図のA、Cの支尾根、Bに大きな倒木があり、登山道が迂回している辺り、Dで鋭角に左折する所(道標あり)です。三国峠手前の200〜300mも分かりにくいですが、高い方へ向かえば、どこを歩いても頂上に行けるでしょう。逆コースだと迷うかもしれません。

シンコボ。展望はなし。 (11:35)

若丹尾根(上の地図のF地点)の紅葉 (12:05〜12:30)

若丹尾根(上の地図のF地点)の写真の続き、キレイな所でした。

野田畑峠 (12:47)

三国峠山頂に戻る(13:50)

三国峠からの下り道(14:10)

林道の駐車地に戻りました(14:18)

杉尾峠からの若丹尾根の縦走は、道なき道や藪こぎがあるのかと思ったら、意外と歩きやすい道でした。展望はあまり利きませんが、木々の間から、紅葉した福井県側の山が見えるし、庭園のように雰囲気の良い所もありました。注意点は上の地図を参照してください。再び、三国峠の頂上を踏み、林道の駐車地に戻りました。下り道も紅葉がキレイでした。

【参考タイム】

生杉ブナ林駐車地-30分-三国峠-40分-中山神社-1時間30分-杉尾峠 -55分-シンコボ分岐-シンコボ往復 10分

-シンコボ分岐-40分-野田畑峠-1時間-三国峠-25分-生杉ブナ林駐車地 (歩行距離:約13.5km)

 2006.11.26 UP

 

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