上高地→涸沢→白出乗越→奥穂高岳→前穂高岳→涸沢→上高地 2006.8.20〜8.24

昨年度、あまり休みを取らずに頑張って仕事をしたご褒美で、マルマル一週間の休暇がもらえることになっています。

本当は、秋の紅葉の時期に休みたかったのですが、都合により、8月下旬のこの時期に休暇をもらうことにしました。

ということで、久しぶりに上高地から穂高を計画しました。土曜日の夜行バスで上高地に直行し、上高地→涸沢→北穂→奥穂→前穂→岳沢というコースを考えました。通常、このコースなら、2泊で十分ですが、マルマル一週間の休暇(9連休)ですから、のんびりと歩けます。行ってみて、天気が良れれば、大キレットを越えて、槍までの縦走という心づもりもあり、GPSには、槍〜南岳もインプットしておきました。

アルピコの夜行バスで早朝に上高地着。6時に上高地スタートです。

河童橋からは、これから登る穂高がキレイに見えてました。いい天気です。

梓川の左岸の林道を延々と歩く。

途中、歩きながら居眠りをしてしまい、梓川に落ちそうになる。

横尾大橋を渡る。このような立派な吊橋になっているとは、びっくりである。

横尾を過ぎると、屏風岩が見えてきます。

本谷の吊橋を渡る。ここも以前は丸太の橋だったような気がする。

休憩すると、屏風の頭が正面に見えました。

涸沢ヒュッテへの道は、8月下旬というのに、残雪豊富。歩きやすいように、階段状にカットされてました。

午後1時半、涸沢のキャンプ地に着きました。今日はここまでです。

夜行バスでは、よく眠れたのですが、日頃の寝不足がたたってか、休憩するたびに、ウトウトして、休憩時間が長くなってしまいました。上高地〜涸沢のコースタイムは6時間半くらいの筈ですが、1時間オーバーして、涸沢のキャンプ地に着きました。日程に余裕があるので、1泊目は涸沢泊まりです。

翌朝、起きると、天気が悪く、山の上の方はガスっています。そのうち、パラパラと雨の音。雨は大したことありませんが、天気予報によると、午後は、雷雨になるそうです。ということで、涸沢にもう1泊することにし、2日目はテントの中で、ゆっくりと休養しました。持参のCDプレーヤーで音楽を聞いたり、甲子園の高校野球決勝の実況放送を聞いたりしていました。

2日目はこんな天気で雨がパラついていたので、涸沢に停滞、連泊です。

3日目、午前中は、天気が良かったので、白出乗越へ出発です。上の写真は、涸沢槍です。

前穂高岳、北尾根の稜線が見えてきました。

ザイテングラードを登ります。

涸沢から3時間半くらいかかって、穂高岳山荘のある白出乗越に到着です。

白出乗越のテント場です。

3日目の午前中は、まぁまぁの天気でしたが、午後になると、天気予報のとおり、激しい雨です。テントの中で、引き分け再試合となった甲子園の決勝を聞いていましたが、ガリガリ雷の雑音がひどいです。テントのグランドシートの下は、雨水がチャプチャプしています。結局、3日目の午後も、テントの中で休養ということになりました。

4日目(8/23水曜)、ようやく天候が回復し、快晴の朝を迎えました。まだ薄暗いうちに出発し、奥穂〜前穂を往復することにしました。

白出乗越〜奥穂高岳の途中で、ご来光を拝む。(5時09分です。)

朝日を浴びる槍ヶ岳、北穂、涸沢岳。

こちらは、これから登る奥穂高岳。

奥穂高岳頂上からの槍ヶ岳

ジャンダルム

乗鞍岳と木曽御嶽山

奥穂高岳頂上からの360°パノラマ 写真をクリックすると拡大表示します。

2日間、テントの中で待った甲斐がありました。下の方に多少雲があるものの、360°すっきりとした快晴の奥穂高岳山頂です。数えてみると、奥穂の山頂は、今回が4度目ですが、今までで一番の天気です。奥穂の山頂で景色を堪能し、今度は、隣の前穂高岳に向かいます。

 2006.8.26 UP

 

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