広河原→北岳→塩見岳→荒川前岳→赤石岳→椹島 2005.7.29〜  (1)

今年の夏は、登ったことのない「塩見岳」を第一目標に考え、どうせ行くなら、北岳から三伏峠までの縦走を計画しました。

前日、甲府駅前のビジネスホテルに泊まり、朝4時発の広河原行きバスに乗ろうとすると、バス停は超満員。バス会社の人に「立ち席ですね」と声をかけられました。あまりに人数か多いので、バスを1台追加することになりましたが、それでも座席には座れず、重たいザックを抱えながら、狭い通路に座って広河原に向かいました。

それにしても、JRの接続列車もないのに、早朝4時発のバスというのは理解に苦しんだのですが、バスに乗ると理由が分かりました。途中の夜叉神峠から先の道は、5:30まで閉鎖です。タクシーと甲府発の3台のバス、芦安発の何台かのバスは、夜叉神峠で5:30まで待ち、5:30になってから一斉に夜叉神峠を出発しました。夜叉神峠に5:30に出発するために、逆算して甲府を4時に出発するのですね。

野呂川橋を渡る

大樺沢二俣

大樺沢の雪渓

大樺沢の左岸の登山道。雪の上は歩かない。

上部二俣

13年ぶりの北岳。前回は、大樺沢二俣から左俣を登ったので、今回は、右俣経由で北岳肩ノ小屋へのコースを考えていました。ところが、あまり天気も良くないし、2日目の行程を短縮したいので、前回と同じ左俣を登りました。

前回は、大樺沢の雪渓の上を歩いたのをよく憶えているのですが、残雪が少ないからか、登山コースが変わったからか、全然、雪の上を歩きません。ちょっとがっかりです。やっぱり、地球の温暖化の影響かな?

八本歯のコル手前のハシゴ

八本歯のコルと八本歯ノ頭

まだまだハシゴが続く

鳳凰三山と池山吊尾根

左俣のコースはキツイですが、高度は稼げます。重たい荷物に喘ぎながら、八本歯のコルを過ぎ、北岳山頂と北岳山荘の分岐点に着きました。シンドイので、天気が良くなければ、北岳の山頂はパスしようかとも思いましたが、天気も持ち直したようなので、分岐点に荷物を置いて、北岳山頂を往復しました。

北岳山頂からの甲斐駒ケ岳

北岳山頂からの間ノ岳・農鳥岳

北岳山荘が見える

1日目は夕方6時過ぎにテント指定地の北岳山荘に着きました。あまりスカッとした天気ではなかったけれど、時々、甲斐駒や間ノ岳が見えました。それにしても、大樺沢の雪渓同様、間ノ岳の雪も少なく感じました。

 2005.8.5 UP

 

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